スタッフのつぶやき 2013年度

公開日 2013年04月01日

最終更新日 2014年10月31日

スタッフのつぶやき

紙すき教室と取材

紙すき

今年度最後の実習教室は3月1日、2日に行われた紙すき教室でした。
 講師は和紙工芸家の安慶名清先生です。そして実習教室期間中に、安慶名先生へのテレビの密着取材がありました!
 浦添市美術館での実習教室を含めた安慶名先生の制作や工房の様子のドキュメンタリーは、「FNS OTV スーパーニュース」内で3月17日(月)に放送されます。
 最短でも3週間はかかるという、芭蕉紙に取り組む安慶名先生の情熱は必見です!ぜひご覧になってください。

また、この実習教室で制作した和紙や陶器などといった作品を展示する「平成25年度 実習教室展」が4月12日(土)より開催されます。同期間内には「友の会作品展」も開催いたします。こちらもぜひ足をお運びください。

2014年3月14日(金)(H・T)

『南への風』展オープンしました!。

南への風

浦添市美術館の自主企画展、『南への風~沖縄・台湾~近代沖縄の美術・工芸』展が、1月17日(金)からスタートしました!
 「近代」は、政治だけではなく流通、工芸、美術など、様々な面で大きな変化の起こった時期です。
 この展覧会では、工芸品や写真、絵画や豊富な資料などを通して、近代期の沖縄の文化・社会状況を紹介します。 沖縄初公開の藤田嗣治の作品や、台湾の高雄市歴史博物館所蔵の漆器など、県内ではなかなか見ることのできない貴重な作品が展示されています

そして……17日(金)には華々しくオープニングセレモニーが執り行われました。台湾から13人もお客様が駆けつけ、賑やかなセレモニーとなりました。

来賓挨拶とテープカットで展覧会オープンです。

オープニング

台湾の漆芸家で、漆芸史研究者でもある黄麗淑(こう・れいしゅく)先生の講演会です。今回、『南への風』展にも寄稿していただいた翁群儀(おう・ぐんぎ)先生が通訳をしてくださいました。

オープニング

浦添市文化協会のみなさんによるかぎやで風の披露

オープニング

そして、ぶくぶく茶の振る舞いです。台湾からいらしたみなさんは、踊りの披露とお茶にとても喜んでくださいました。

オープニング

今回の展覧会では台湾の漆芸のほか、県内外から「近代沖縄」にまつわる様々な資料、美術工芸品を集め展示しています。ぜひ足をお運びください。

展覧会の詳細はこちら↓↓ 南への風~沖縄・台湾~近代沖縄の美術・工芸

2014年1月24日(金)(H・T)

新年のご挨拶。

平成26年 あけましておめでとうございます。
 今年の干支は甲午です。
 午は古くから馬に例えられています。馬にちなんだ元気のでる熟語に「天馬行空(てんばこうくう)」という熟語があります。意味は、何物にも遮られないで、すばらしい勢いで進んでいく様子や、考え方や着想などが自由奔放であるとのこと。
 新たなことへのチャレンジ。やらない後悔よりチャレンジして失敗の方がいかに爽やかで、納得のいく人生となるか。職員へ「老馬之智(ろうばのち)」としてつぶやいています。

年始のご挨拶

 さて、浦添市美術館では新年早々に自主企画展を開催します。
 「南への風~台湾・沖縄~近代沖縄の美術・工芸」(1/17~2/16)です。美術館として初の海外展であり、県内初公開となる藤田嗣治の油絵「客人」などおよそ110件の作品で構成されています。多くの皆様のご来館をお待ち申し上げます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 

平成26年正月  浦添市美術館 館長 宮里正子

展覧会の詳細はこちら↓↓ 南への風~沖縄・台湾~近代沖縄の美術・工芸

2014年1月7日(火)

第Ⅲ期常設展開催中です。

2013年第Ⅲ期常設

12月7日(土)から、第Ⅲ期常設展「漆器をかざる~華やか!めでたい!もようたち~」がはじまりました。
 今回のテーマは「吉祥文(きっしょうもん)」。「吉祥文」とは、長寿や繁栄などを意味するおめでたい文様のことです。
展示では花鳥、山水、龍、鳳凰など、様々なおめでたい文様をご覧になれます。
 また、今回の常設展では小学生のみなさんにも楽しく展示をご覧いただけるようなワークシートを用意しています。ワークシートの「ミッション」終了後には、ちょっとしたお土産を持って帰っていただきます。
 年末年始の厄よけ幸福祈願に、冬休みのレクレーションに、ぜひ第Ⅲ期常設展「漆器をかざる~華やか!めでたい!もようたち~」におこし下さい★

第Ⅲ期常設展

←ワークシートに登場するキャラクターたちをチラみせ。
 くわしい姿は直接美術館で確かめてみてください☆☆

 

展覧会の詳細はこちら↓↓ 平成25年度第Ⅲ期常設展「漆器をかざる~華やか!めでたい!もようたち~」

2013年12月20日(金)(H.T)

冬の子ども体験教室 募集中です~☆☆

夏、、秋、、、冬もやります!子ども体験教室(^0^) 今回は、「スノードーム」をつくります。 スノードームって何ですか?と、問い合わせがくるのですが、
 スノードームはこれです↓↓

秋の子ども体験

ビンの中にビーズやスパンコールをいれ、ビンをふると雪がふっているようにみえる。。これがスノードームです。

秋の子ども体験

ゲームセンターでとった、く○モンやな○こを入れて、さっそく作ってみました(・-・)/ お家にある、小さな人形を入れてオリジナルのスノードームを作ってみませんか?
 ご家族やお友だちへのプレゼントにも可愛いです☆ 材料は美術館でも準備しますので、お気軽にご参加ください(^^)♪

詳細はこちら↓↓ 冬のこども体験教室

 

秋体験のご報告はこちら↓↓↓

秋の子ども体験教室

10月13日に秋の子ども体験教室「おりがみ de  ハロウィン」を開催しました☆ 当日は幼稚園生~小学生14名が参加してくれました。 みんなで作り方を確認して作業スタート!!

秋の子ども体験

カボチャの折り紙やおばけ、好きなものをはりつけていきます。 みんな真剣です。。。

秋の子ども体験
秋の子ども体験
 

楽しそうなハロウィンの様子が出来上がりました☆☆

秋の子ども体験

2013年11月21日(木)(S.T)

ラッピングバス走行中♪

ラッピングバス走行中

来年1月に開催する『南への風~沖縄・台湾~ 近代沖縄の美術・工芸』展に向けて、今月から県内で美術館のラッピングバスが走行しています!みなさん、もうご覧になりましたか?

ラッピングバス走行中

赤と黒のコントラストが渋いですね。
 このラッピングバスは、58号線を走っている沖縄バスの名護西線(空港~名護間)と、美術館前バス停を経由する東陽バスの城間線で走っています。 もしバスを見かけたら、そのまま乗車して、美術館までふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

2013年11月5日(火)(H.T)

ドイツで出会った琉球漆器 -ミュンスター編2

ドイツで出会った琉球漆器
朱漆箔絵椅子(18~19c)
鮮やかな朱色と金箔が
華やかです。

5月以来、しばらくお休みしていましたが、「ドイツで出会った琉球漆器」の再スタートです。 BASF社漆工芸博物館は、国外で唯一の漆器専門の美術館です。ですので、浦添市美術館や輪島漆芸美術館とは姉妹館のような関係ですね。

 
ドイツで出会った琉球漆器
薄貝をあしらった
繊細な黒漆螺鈿漆器は、
まるで宝石のようです。

モニカ・コップリン館長は開館以来の館長で、1992年には浦添市美術館で開催された「琉球王朝遺宝展」に所蔵の琉球漆器を展示するために来館されています。

重厚なレンガ造りで小ぢんまりとした館内ですが、地下1階から3回までおしゃれな展示空間が広がっています。もともと、塗料関連の会社が経営していることもあり、漆だけでなく、ヨーロッパの塗り物まで幅広く収集しています。

館内では、琉球をはじめ、日本や中国、東南アジアの漆器がおしゃれなガラスケースに優雅に展示されています。 アジアの漆芸からヨーロッパの塗物まで、同時に楽しめる美術館として必見です。

 
ドイツで出会った琉球漆器
モニカ・コップリン
『Russischen Lacke』

ちょうどコップリン館長の専門とするルシアンラッカー(ロシアの塗り物)の展覧会が開催しており、ミニアチュールと呼ばれる繊細な細密画の世界には引き込まれてしまいました。

 
ドイツで出会った琉球漆器
優美な装いのルシアンラッカーの小箱。
 

2013年10月11日(金)(館長 宮里正子)

第Ⅱ期常設展スタートしました!

第Ⅱ期常設

8月29日から、第Ⅱ期の常設展が始まりました。
 今回のテーマは「彫る」。琉球漆器の沈金技法(漆に彫った線に金箔を入れる技法)を中心に、アジア各地の様々な彫る技法の漆器も紹介します。
 黒や朱の漆に金が映えて、いつもにも増して華やかな展示室になっているような気がします。 各時代の琉球沈金が見られるのも見所ですが、今回特に沖縄県埋蔵文化財センターや那覇市歴史博物館のご協力を得て、王国時代の石橋の飾り板や花嫁がはめた指輪など、漆以外の「彫る」琉球文化を紹介しているのも特徴の一つです。
 いつもとちょっと違った常設が楽しめますので、この機会にぜひご覧下さい

 
第Ⅱ期常設
第5室では、様々な「彫る」文化を紹介しています。
 
 

2013年9月24日(火)(A.O)


 ※展覧会の詳細についてはこちらをご覧下さい。(「琉球を彫る・アジアを彫る」

夏休み子ども体験教室も終わり・・・

次は秋の子ども体験教室です☆☆
 今年度は「おりがみ de ハロウィン」ということで、おりがみを使った体験教室を行います。

秋の体験教室
参考作品
 

ハロウィンの様子を自由に考えながら、折ったり、描いたり、飾ったりします(^0^)/

10月13日(日)の教室に向けて、準備始めていますよー!!

名札もハロウィンな感じを出そうと試作品を作り・・・

秋の体験教室

おりがみも色々なものが折れるよう練習しております・・・

秋の体験教室

おりがみ好きな子も、苦手な子も楽しく参加できるような内容を考え中ですので、ぜひご参加ください! 一緒にハロウィン楽しみましょうー☆☆(,jjj,)/

「秋の体験教室」詳しくはこちら

現在、「木版画教室」の募集期間中です。
 こちらもぜひご参加ください(^^)

「木版画教室」詳しくはこちら

2013年9月20日(金)(S.T)

浦添市美術館での研修

浦添市美術館では通常の業務以外にも中・高のインターンシップや大学生の実習、教員の研修などを受け入れています。
先日、10年経験者研修のため、二人の先生が浦添市美術館で3日間の研修を終えました。今回はその感想をご紹介ます。

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うるしってすごい!昔の人ってすごい。 社会体験の三日間は、うるしの魔法にかかった3日間でした。 初日に館長さんからうるしの素晴らしさについて話していただき、 その後展示室を案内していただいたことで、うるしの魅力にはまりました。 うるしってすごいですね~。かっこいいですね~。
 そのほかにも、普通は見れない、美術館の裏側や、様々な仕事を体験させていただき とっても貴重な体験をさせていただきました。
 今後も浦添美術館に個人的に足を運ぶとともに、うるしの魅力、 浦添市美術館の魅力を子供たちにも伝えていきたいと思っています。 本当にありがとうございました。
(前田小学校 鈴木 英範)

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3日間、10年経験者研修で大変お世話になりました。「うるしに出会う、うらそえし美術館」での学芸員さんたちの貴重な漆器に対する想いや情熱を感じました。漆器にとってよりよい環境を作るため、湿度・温度管理や防虫対策など見えない所でも作業があることを初めて知りました。また、浦添市民に広く「漆器のよさ」を伝えるための広報・体験活動も積極的に行っていました。ただ展示するだけの美術館ではないことを実感しました。今後は、浦添市にある貴重な美術館と連携して小学校の教科・総合的な学習などの授業やキャリア教育等でたくさん活用できるようにしていけたらいいなと思っています。
(浦添市立宮城小学校 教諭 金城善之)

2013年8月13日(火)(T.H)

「魔法の美術館2013 光のミュージアム」はじまりました!

光のミュージアム
テープカット
 

7月27日(土)から、魔法の美術館2013が開催しました。
 開会式には琉球新報のマスコットキャラクター、りゅうちゃんも駆けつけてくれています。
 写真には写っていませんが、初日の朝からたくさんの人が来てくれました。ちなみに、この展覧会は撮影が自由なので、カメラを持ってくると夏の良い思い出になるかもしれません。

 
光のミュージアム
(左)森脇祐之「レイヨ=グラフィー」,(中)plaplax(近藤基、久納鏡子、筧康明、小原藍)「Cage for Kage」,
(右)緒方壽人/五十嵐健夫「another shadow」

展示作品はどれも、ただ見るだけではなく、触ったり遊んだり、体全体で鑑賞できます。
 子どもたちも作品に夢中で向き合っていました。
 長い夏休み、ぜひご家族で「魔法の美術館」となった浦添市美術館におこし下さい。

2013年8月1日(木)(T.H)

夏が来ると増えるモノ

青空のまぶしい日々となりました。当美術館の周囲には芭蕉や季節の花々が多く、夏の日差しを受けた緑はとてもきれいです!しかし、植物が多いということは、昆虫や小動物にも居心地の良い場所…なのです。 館内は、収蔵作品が劣化しないよう一定の温湿度に保たれていますが、この環境は昆虫やカビが棲息しやすい環境ともいえます。そのため、昆虫調査用トラップを仕掛け害虫の侵入や発生がないかを調査しています。 トラップは夏場、毎朝点検し、月1回交換・回収を行います。7月は、当館でインターンシップを行った浦添工業高校の生徒さんと一緒にトラップの回収を行いました。

IPM
虫の有無を確認中…
 
IPM
捕獲された虫の種類と数を記録していきます。
IPM
人が出入りする所ほど、虫も捕獲されます。

捕獲された昆虫の種類を調べ推測や対策を練るの
ですが…
 今年の夏は、昆虫について詳しくなれそうです!(^o^)

 

2013年7月22日(水)(C.Y)

『実習教室』がはじまりました!

6月5日から金繕い教室が始まりました! 金繕い教室では、割れたり欠けたりした陶磁器を漆で接着し、継ぎ目に金や銀の粉をまいて飾る日本独自の 修理法を学びます。 昨年に引き続き、今年も大人気の教室で30名の申し込み者の中から抽選を行い、9名の方が参加しています。

私も初めての教室なのでドキドキ・・・

生徒のみなさんはそれぞれ思い入れのある大切なものを持ってきて、集中して作業を行っています。 割れたものや・・・

金繕い

欠けたもの・・・

金繕い

ひび割れだって修理できちゃいます!

金繕い

これからどのように割れたものを修理していくのか、生徒さんと同じように私も楽しみです(^0^) このパカッと割れてしまったお皿がどのように修理されていくのか、こうご期待です!!!

金繕い

2013年6月19日(水)(S.T)


 ※今年度の実習教室についてはこちらをご覧下さい。

『尊厳の芸術展-The Art of Gaman-』開催中です。

『尊厳の芸術』看板

6月1日(土)から、浦添市美術館では『尊厳の芸術展-The Art of Gaman-』(主催:NHK沖縄放送局)を開催しています。
 『尊厳の芸術展』は第2次世界大戦で強制収容された日系アメリカ人達が、収容所生活の中で製作した日用品や装飾品、美術品の展覧会です。

 
展示作品

ここで少し、展示作品を紹介したいと思います。(ちなみに、フラッシュ撮影・動画は禁止ですが、『尊厳の芸術展』は撮影自由です。)チラシにも使用されている貝でできたハートのブローチは、おそらくみなさんが写真を見て想像するより小さく、とても丁寧に作られています。
 小さな犬の置物や日本人形の穏やかな表情、小鳥のブローチの細やかな彩色など殆どの品々が、物資の乏しい収容所生活の中で制作されたとはとても思えません。
 それだからこそ余計に、収容所の中で日系アメリカ人たちが「普通の暮らし」を希求した強い思いが伝わってくるのかもしれません
 『尊厳の芸術展』は入場無料で6月30日までの開催です。是非足をお運び下さい。

 

2013年6月10日(月)(H.T)


 ※展覧会の詳細についてはこちらをご覧下さい。(『尊厳の芸術展-The Art of Gaman-』

ドイツで出会った琉球漆器 1  -ミュンスター編その1-

第5室の様子
モニカ・コップリン記念論文集
『LACK LEGENDEN』

5月初旬、爽やかな春を迎えたドイツ中北部の町のミュンスターやベルリン、ハンブルグの美術館で琉球漆器を調査する機会がありました。
 今回のドイツ訪問の大きな目的は、ミュンスターにあるBASF社漆工芸美術館のモニカ・コップリン館長の60歳記念論文集の、出版祝賀会への出席です。私も執筆を担当したことから声がかかり沖縄から成田へ、そして12時間のフライでフランクフルトさらにミュンスターへと乗り継ぎ、沖縄からおよそ40時間もの長旅となりました。
 広大なフランクフルト空港ですが、大勢の人々が静寂さを保っているのにはいつも感動させられます。

前夜、深夜に到着したにもかかわらず時差ぼけになる間もなく出版祝賀会は昼食会からスタート。 3時間前には、ヘアメイクや持参した久米島紬や首里花織りと格闘しながらドレスアップです。 ミュンスター市内のレストランには、BASF社関係者、漆作家や修復家、出版本の装丁家、世界的な印籠コレクターなどコップリン博士の特に親しい20名ほどの関係者がそろいました。
 15時からは、美術館に移動し、展示室に設えた式場で厳かに出版祝賀会が行われました。式は室内管弦楽団による、演奏を交えながら20名の執筆者を紹介するかたちですすめられました。

 
ドイツの様子
(左)格調高いレストランでの昼食会です。
(右)印籠収集家(クレスコレクション)として有名なクレス氏ご夫妻もフィンランドからかけつけました。
 

出版祝賀会最後のスケジュールは、晩餐会です。この時期は、夏期ほどではありませんが、日暮れも遅くなりつつあり8時頃までは明るく、美術館から晩餐会の会場までは、緑深い公園を散歩しながら移動しました。ディナー会場は100名余の招待客で“静かににぎわい”(この雰囲気もドイツならではないでしょうか)アッという間の4時間でした。
 明日は早朝の列車で、ベルリンへ移動です。ホテルに戻ると泥のようにベットへ・・・。

ドイツの様子
(右)緑深いミュンスターの町中を晩餐会場へ、神谷さん(都立産業工業技術研究センター)と散歩しながら移動です。
(左)イギリス/ヴィクリア・アルバート工芸美術館漆担当のジュリア・ハット氏
   (中央)とケルンの漆修復家のピアット夫妻

 

2013年5月29日(水)(館長 宮里正子)

平成25年度第Ⅰ期常設展開催中です!

第1期常設展ポスター

美術館や博物館で、説明を読んで、作品を少し見ただけで鑑賞したつもりになったことはありませんか?そして、後になって思い出そうとしてもあまり印象に残っていない・・・実は、私にもそんな経験があります。辞書で「鑑賞」の意味を調べてみると「芸術作品を理解し、味わうこと」などとあります。 せっかく時間やお金をかけて作品を観るのですから、自分の目で鑑賞して、そのとき感じたことなどを覚えておきたいですよね。
 それでは、記憶に残るように鑑賞するにはどのような方法があるのでしょうか。

第5室の様子
常設展第5室の様子

常設展第5室(中央の部屋)は「みて発見!さわって体感!うるしの鑑賞」と題した展示で、漆の作品を鑑賞して、感じたことや考えたことなどを書いてもらうワークシートを用意しています。自分の感じたこと・考えたこと(あるいは学んだこと)を書きだすと、主体的に作品を味わうことができ、より理解が深まるはずです。また、時間が経ってもその経験を思い返しやすくなるでしょう。この展示を通して、鑑賞の仕方がいまいち分からないという方も、鑑賞するのが好きな方も新たな発見をしていただけると幸いです。

 この他、常設展第1室から第4室では「つながる・ひろがる-漆の文化-」をテーマとし、他の地域とのつながりが感じられる琉球漆器やアジア各地にひろがる漆の文化を紹介しています。この機会にあわせてご鑑賞ください。

2013年4月26日(水)(R.M)


 ※展覧会の詳細についてはこちらをご覧下さい。(「つながる・ひろがる-漆の文化-」